Text by 中野誠志
こちらは水中撮影における基本用語集のページです。
水中写真の世界では陸上写真の世界にプラスして、専門的な概念や要素が入ってきます。ここではそうした内容をまとめています。
手早く目的の情報をお求めの場合、ホームページ内検索をご利用下さい。
【ひ】
<被写界深度>
ピントが合っている範囲の幅。
開放絞りでのマクロ撮影はカメラ独特の表現であり、風景を広角レンズで撮影する場合には、絞って全体にピントが来るように撮影する。
被写界深度には4つの特性がある。
1:レンズの焦点距離が長いほど被写界深度は浅く、レンズの焦点距離が短いほど被写界深度は深くなる。
2:絞りを開放すると被写界深度は浅くなり、絞りを絞り込むと被写界深度は深くなる。
3:撮影距離が近くなると被写界深度は浅くなり、撮影距離が遠くなると被写界深度は深くなる。
4:被写界深度はピントを合わせた位置から均等に前後に広がるのでは無く、ピントの手前側が短く、奥側が広くなる。
【ふ】
<Fluoフローダイビング(蛍光発光ダイビング)>
ブルーライトや紫外線のブラックライト(UVライト)を使用して、生物の蛍光発光作用を観察・撮影する方法。
緑色発光と赤色発光が観察されています。
詳細は水中撮影テクニックの項目のFluoフローダイビングを御覧下さい。
撮影に当たっての心構えやヒントはこちら。
より詳細なテクニックや理論などは、こちらの水中撮影テクニックをどうぞ。
Text by 中野誠志